新たにセスジシミを譲っていただいた。新しい飼育箱を用意し、今回は積層住宅ではなくティッシュペーパーを適当に切ったり丸めたりした家にすることにした。これは我が家にやってきた紙魚が翌年には産卵しなくなる現象をなんとかしたいがためである。これによって解消できるかどうかはわからないが、積層住宅は観察にはいいが住環境としては適切でない可能性を考慮したものである。
おとといクロマツシミ2系の一匹が裏返っていた。そっと元に戻してみたが動く様子はなかった。少し前から目に付くところを出歩いていたので珍しいなと思っていたのだが、寿命が近くなっていたようだ。二日前は動く様子は見られず死んだものと思っていたが、今日までは歩いて移動している。ただもう長くないであろうことは間違いなさそうである。
昨日ヤマトシミが裏返っているのを見つけた。先日のクロマツシミ2系と同様元に戻したときには動く様子は見られなかったが、その後歩いて移動していた。おそらくクロマツシミ2系と同じ経過をたどることが予想され、残念でならない。
紙魚日記まとめページへ(駆除についてはこちら) 紙魚日記ギャラリーへ
広告について