しばらく前のことになるが、りんごを餌にするつもりで薄く切って干していたのをすっかり忘れていたのに気が付いた。せっかくなので試してみた。
写真の左側がりんごを薄く切って干したもの。下の文字が透けて見える程度の厚さに切った。これを餌として与えたところ写真右側上のようになり、さらに時間がたつと写真右側下のように皮だけが残った。皮の幅は1mmもないのに食べ残すとは思わなかった。どうもりんごが好きというより甘味があったので食べただけのような気がする。たぶん皮は甘くないだろうし、しかもちょっと硬い。その上フェノール成分を含んでいるなら苦いはずだ(シミが苦味を感じるかどうかはわからないが)。ニンジンや大根の皮も砂糖で煮てやれば食べるのかもしれない。
餌として株式会社キョーリンの教材乾燥イトミミズを買ってみた。我が家に金魚がいた遠い昔に一度買ったことがあるのでどういうものかは知っていた。当時のパッケージは紙箱だったように思うが今はチャック付きのポリパッケージになっている。ビタミン入り乾燥イトミミズもあるがビタミンにあたる化合物は生物種によって異なり、ヒトのビタミンをほかの生物に与える意味が理解できないので値段の安い普通の物にした。
初めは乾燥イトミミズではなく乾燥赤虫にしようかと思っていたが、あれこれ調べていると釣り餌用赤虫には脱皮を抑える薬剤が使われているという情報があった。これは昆虫には毒として働き、シロアリの駆除剤(ベイト剤)に使われているという。脱皮抑制剤が混じることはないだろうとは思うものの、キョーリンサイトにはこのことについての記述はなく、問い合わせフォームも見つからないので乾燥イトミミズのほうにしておくことにした。こういうのを風評被害と言うのかもしれない。ちなみに脱皮抑制剤は魚には影響しないそうだ。
乾燥イトミミズを飼育箱に入れて様子を見てみると、餌として十分機能しているようであった(写真はオナガシミの様子)。ツナ缶と違って餌用に処理する手間もいらないし柔らかいので乾燥イトミミズのほうがよさそうである。酵母などを使って供給するべきだろうかと以前から気になっていた微量金属成分(ミネラル成分)の補給もこれで出来るのではないかと期待している。
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_ t [ワラジムシもミルワームもリンゴも梨もサツマイモも皮だけ残します〜。 皮ってけっこう防御力ありなのかな?そういえばリン..]
_ ぽんぽこ豆 [すごいですね、皮。でも分解者の人達が食べ残ししたらダメな気も。 りんごは選別されてるからってことはないんですかね。見..]