これまでに何度か卵の数が減ることがあった。もしかしたら紙魚が卵を食べてしまうことがあるのかもしれない。食べてしまうとは言っても餌として認識しているわけではなさそうである。また一度口にしても必ず食べてしまうわけではない。食べられずにあきらめることもあるようだ。実際紙魚が卵を口でくわえて「はむはむ」しているところを見かけた。しばらく見ているとあきらめたのか卵を離して行ってしまった。卵は紙魚の手が届かないように工夫しておくほうがよさそうである。
写真は焼麩に産みつけられていた卵であるが、まわりの焼麩を紙魚が食べたために焼麩の中から転がり出て来たものだ。餌として認識しているのであれば塊の状態のままで残るはずはないので、やはり餌とは思っていないのだろう。
最初の頃に見つけたクロマツシミの卵がかえった。やや透明感のなくなってきた卵が増えていたので卵が死んで腐ってきたのかと気になっていたのだがそうではなかったようだ。幼虫は想像していたより細くて長かった。体色は薄い茶色〜褐色。体にくらべて頭が大きいものの、しっぽもちゃんと三本あって親と同じ姿をしている。
見つかったのはおそらく初齢幼虫と思われる。初齢幼虫は口の発達が十分ではなく、何も食べずに二日ほどで脱皮して二齢幼虫になるという。ちゃんと育つだろうか。
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_ ぽんぽこ豆 [お役に立ててよかったです。紙魚もごはんを食べたかったんでしょうか。 コメントありがとうございました。]
_ とくとくめい [こんばんは。おかげさまで、19日に炊飯器で炊いたご飯は、普通に美味しかったです。 米びつは、密閉性のさほど高い構造も..]
_ ぽんぽこ豆 [唐辛子で虫除け、わたしも使ったことあります。詳しくは知りませんがあの辛いにおいの刺激で虫を遠ざけているんでしょう。古..]