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紙魚日記

シミ(紙魚、衣魚、蠹魚などと書くらしい)の飼育日記
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| カテゴリ | その他 | オナガシミ | クロマツシミ | セスジシミ | マダラシミ | ヤマトシミ | 文献 | 観察 | |

2010-08-03

_ [観察][クロマツシミ][オナガシミ] 気温と産卵

梅雨明け以降昼間は早い時間から30℃をこえ、夜は熱帯夜と暑い日が続いている。そんな中、クロマツシミとオナガシミの産卵が減った。たまたま次の産卵までの期間が重なっただけという可能性は否定できないが、気温が30℃をこえている時間が長い状況は繁殖に向かないのかもしれない。

一方マダラシミはこの気温でやや活動性が増したようにも見えるが産卵するに至っていない。現状で産卵しないとなると自然に任せた繁殖は不可能に思える。


2010-08-05

_ [観察][マダラシミ] マダラシミの産卵

マダラシミの飼育箱に卵を1個見つけた。なんとか繁殖できる温度に到達したということのようだ。ほかのシミと同じく産卵管で産卵場所を探す行動をしているところも確認できた。


2010-08-10

_ [観察][マダラシミ] 産卵場所

紙魚が餌として入れた焼き麩に卵を産むので少し硬いものの方がよいのかと思って写真のものを作ってみた(写真左)。手ごろな板がなかったのでとりあえず厚紙を張り合わせてのこぎりで溝を切った。溝の幅はおよそ1mm、深さは3mm前後。紙ならやわらかいし加工しやすいだろうと考えて紙を選んだのだが予想に反して硬かった。

これをマダラシミの飼育箱に入れておいたところ溝に卵を産んであった(写真右)。マダラシミは今のところ産卵数が少ないため好んで産卵しているのかどうかは判断できる状況にないが、産卵場所として一つの候補にはなりそうである。

産卵用に作った溝付きの板溝に産みつけられたマダラシミの卵

Before...

_ ぽんぽこ豆 [焼麩に卵を産んだことがありました。隙間の具合がちょうどよい場所なら産みつけてしまうのかもしれませんね。]

_ しみぬき [集団で飼ってるセスジシミは えさの小麦粉入れ(紙トレイ)の中に産んでることがたまにありましたので、 子がくいっぱ..]

_ ぽんぽこ豆 [少なくてもよいので毎年産んで欲しいです(切実)]


2010-08-20

_ [観察] けんか

紙魚がけんかしていた。何もないところで驚いたようなそぶりを見せる紙魚でもけんかはするんだなと妙に感心した。ごく短い時間だったが向かい合ってつかみ合う、あるいは噛みつき合うような感じで、その形はアザラシのけんかする姿に似ていた。


2010-08-23

_ [観察][マダラシミ] 産卵

マダラシミが再び産卵した。証拠も根拠もないが、前とは別のメスが産卵したのではと思う。

卵は溝を切った板に産みつけられており、焼き麩には見当たらない。やはり産卵場所としては硬さのある材質で出来た隙間を好むのかもしれない。


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