産卵管で産卵に適した場所を探っているオナガシミがいた。室温は低く産卵に適しているとは考えにくい。産卵は確認できていないのでポーズだけではないかと思うのだが、なぜそのような行動をとるのかは不明である。
現在の活動性は高い順にオナガシミ>セスジシミ>クロマツシミ>ヤマトシミで、北海道でヤマトシミが問題となることは少ないらしい(北海道で問題となるのはほとんどがセイヨウシミという)ことと現在の活動性の状況はよく対応しているように見える。ヤマトシミの動きが少ないのとは対照的にオナガシミがよく動いているのは適応温度範囲が広いからなのかもしれない。
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