部屋でシミを見つけた。飼育中のシミを誤って逃がしてしまったのかと緊張が走った。よく見ると、なんとセスジシミだった。
この紙魚日記を書くきっかけになったセスジシミを見つけたのは三年前の八月末だった。すでに成虫だったことから2006年以前に産まれた個体であると推定された。当時ほかにもいるのではないかと探してみたものの見つからず、繁殖させられないまま当の個体は2009年4月に死んでしまった。このような経緯があったのでセスジシミが見つかるとは夢にも思わなかった。
今回見つかった個体は12mmほどの大きさなので成虫であると考えられる。今の時期にこの大きさということは2009年以前に産まれたものと思われる。2007年に見つけた個体との関係が気になるところである。場合によってはまだ他にもセスジシミがいるかもしれない。
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この前コメントさせていただいた者です。凄く観察されていて驚きです。確かによく見ると愛嬌ある顔していると思います。でも流石に飼いたいとは。(すみません)<br>あれだけ脆い身体なのによく捕まえられますね。
自分で言うのも何ですが、愛嬌のある顔をしていても普通は飼おうとは思わないですよね。そもそも飼うような虫でもないですし…。小学校の先生向けの本に冬でもできる昆虫観察として紹介されていたのを見たことがあります。たぶんそういった理由でもない限り飼うことは少ないかと思います。<br>捕まえられたのはたまたま捕まえやすい所に出てきたからです。エサになるようなものをそっと置いてやると逃げることより食べることに注意がいってしまうのか、捕まえやすくなります。
輪廻転生したならオカルトちっくで楽しいですね♪
その発想はなかったです。となると今回のセスジシミも前と同じくメス…とは限らないか。