以前写真撮影用に偏光フィルターを買って少し試してみたことがある。そのときは偏光フィルターをつけると暗くなってしまうのでそのまま放置していた。しかし接写でフラッシュを使うことをおぼえたので再度試してみることにした。
写真は上から見下ろすような位置から偏光フィルターなし(左)とあり(右)で撮影したもので、一応の効果が見られる。しかしながら偏光フィルターはあくまで偏光をカットするだけなので効果は反射光の入射角による上、この写真の場合では反射光が飼育箱の置いてある面からのものであろうことから飼育箱の下に黒い紙または布を敷けば反射光が大きく低減される可能性があり、残念ながら偏光フィルターが必要であるとまでは言いきれない。
ちなみに写真はクロマツシミが「紫いものおさつぼうろ」を食べているところである。
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シミが綿のような物を作って中に入っていたのですが何のために造ったのでしょう。
綿のような物の実物や状況が不明ですのではっきりしたことは言えませんが、少なくとも二つが考えられます。一つ目はシミのオスは生殖行動の際に糸を出すことが知られており、その糸が綿のように見えている可能性、二つ目は不定形の巣を作るクモが作った巣の残骸の近くに偶然シミがいたか、捕まった可能性です。この二つ以外の可能性もあると思いますので正確なところはわかりません。