国内で報告されていないシミについての報道があった。報道によれば
和名がなかったため「ニュウハクシミ」と名付けた
1910年にスリランカで最初に見つかった
単為生殖の可能性がある
と言う。少し調べてみると既に本年6月の文化財保存修復学会第44回大会(熊本)で報告が行われたようである。報道の内容からするとこのシミは Ctenolepisma calvum (Ritter, 1910)かもしれない。
C. calvum についての情報はあまり見つからず、ノルウェー公衆衛生研究所のレポートによれば大きさは8mm、尾糸が長い特徴があると言う。ノルウェー語ではPerlekre、直訳で真珠光沢と言うらしい。
紙魚日記まとめページへ(駆除についてはこちら)
紙魚日記ギャラリーへ